人物デッサン幼児
これはスナップ写真を元にして起こした、色付きデッサンです。
最初は慎重に構図を取ります。歩行器をフレームアウトするわけにはいきません。
私の手作りの歩行器はオリジナルデザインゆえ、端を切ってしまうと何だか判り辛くなってしまいます。しかし、人物を出来るだけ大きくレイアウトしたい。
でも、視線の向いている先は広く取りたい。知っていましたか?視線の先の空間を広くとることを。
これらは、優先順位を付けつつ、バランスを取らなければなりません。
このようなバランス感覚は、レイアウト自在のPCでは中々養われないと思います。

人物デッサン幼児次に人物のプロポーションを、大きな単位で割り当てていきます。
歩行器とのスケールの違いも考慮しながら慎重に行います。大きな単位の比率といっても、大雑把にはしません。

人物デッサン幼児前回に引き続いて、明暗を付けていきます。顔、手を細かくアタリ始めました。
やはりふっくらした丸みや顔の小ささは、幼児の魅力ですので、早めにその特徴を捉えていきます。

人物デッサン幼児これは色付きデッサンですから、下地の紙の色、肌、木、服、それぞれの色味の違いを探ります。
下地の色を、「色価」(バルール)として上手く当てはめるためには、それを早めに考えることが必要です。

人物デッサン幼児ここでは顔と手中心に、描き込みを行っています。画題の中心となる部分ですから。

人物デッサン幼児ここでは下半分、歩行器や足を描き込んでいきます。上の部分は光がたくさん当たっている、
それに比べて下の部分はそれほど光が当たっていない。コントラストの違い、描き込み具合を気にしながらバランスを取ります。

人物デッサン幼児そして服、縞々の模様はやはり面白い!絵の中でリズムを作ってくれますので、しっかり描きました。
そうすると、足が物足りない。膝や太ももの柔らかい表情も、面白い。結果、もっと描き込むことになりました。

人物デッサン幼児ここでは背景を描いています。ただ明るくするというより、空間を出すことが必要です。
特に床部分は、人物や歩行器の依拠するところ、反射も利用して存在感を出します。
またタッチを出すのは、鉛筆の持ち味を生かし、色の響き合いを増すことにもなります。

人物デッサン幼児

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