投稿者: しゅうとさん (15歳・高校1年生/デッサン歴4ケ月/美大受験)

メッセージ:
小川洋子さんの「博士の愛した数式」をテーマに
モチーフを選びました。
あまり茶封筒のシワがうまく表現出来なかったのが残念です。基本から色々描き、そして描いてみた作品です。
(2時間)

[過去投稿]
添削181:球体(発泡スチロール)のデッサン
添削180:布を運ぶデッサン人形のデッサン
添削178:試験管とガラスコップ(水入り)のデッサン

茶封筒(コピー紙入り)と試験管のデッサン 引き続き頑張っていますね。テーマを掘り下げたり、ロマンを求めることは、絵やデザインを志向する人には大切なことです。そこは個人的にどんどん進めて下さい。デッサンとしては、判断は別になりますので、それはそれでバッサリ言います。

まず、繊細に緻密に描きたいなら、なぜざらざらの紙を選ぶんですか?それはプロとしてはあり得ない!だから、プロを目指すのならそういう目線を持たなければダメです。これが言いたいことの一番です。

紙の皴は、あなたの思いとは裏腹に良く描けていると思います。意識している部分が、良いのは当然なのです。逆に意識していない部分が、描けていません。試験管の遠近法、コピー紙の白さが表現出来ていません。意識していない部分を無くしていくためには、客観的視点、客観的意識が必要です。

共通して言えることですが、客観を磨いていくことが、プロには問われるということです。だから、受験ではデッサンをしっかり勉強して下さい、と言われているのです。

茶封筒(コピー紙入り)と試験管のデッサン



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