投稿者:みりんさん(17歳・高校3年生/デッサン歴6ヵ月/美術系大学受験)

メッセージ本文:
今年、美術系の大学または専門学校を受験したいと考えています。
恥ずかしながら中学?高校と美術部には所属していませんでしたが、絵を描くことが好きなので卒業後はデザイン系のことを学びたいと思い、9月頃から美術の先生に静物デッサンを習っています。
予備校には経済的な理由で通っていません…。
自分でも約半年という短い期間の練習で合格することは難しいとわかっていますが、やれることはなんでもやろうと思います。
今回、美術の先生に以外の方の意見も頂きたくて投稿しました。

モチーフについてですが、みかんの質感や存在感がうまく出せていないのが自分では最も気になります。
私は野菜や果物などの決まった形のないものをかくのが苦手なので、そういったものの質感や存在感、立体感の出し方のコツなどがあればぜひ教えていただきたいです。(とくに柑橘類や芋類などのぼこぼこした表面のもの)

それと、美術の先生によく“かたい”と言われてしまうのですが、かたいとは具体的にどのような事なのでしょうか?
やはりこの絵もかたいのでしょうか…?
美術の先生に聞いてみてもきちんと理解できていないので困っています…。

また、私には輪郭線を強く描きすぎてしまう癖があるのですが、輪郭線が強くならないように意識しすぎてしまうと今度は逆にぼやけた印象の絵になってしまいます。
輪郭線を物を強くかかずにはっきりさせるにはどうしたら良いのでしょうか?

長文な上に質問ばかりで申し訳ありません…
授業が間近なので、厳しく添削してくださると嬉しいです。
よろしくお願いします。

(180分)

やかん、みかん、シャトルのデッサン環境をどうあれ、本気の人には相応の結果が付いてきます。因果の道理、頑張って下さい。応援しております。でも質問多いね、欲張りだね。

質感や存在感、立体感の出し方のコツと言えば、とにかく見て迫る、細密に描くことですね、コツなんかありません。質感や存在感、立体感のあるデッサン、迫力のあるデッサン、テクニックで出来ていますか?例えばみかん、私は迷わず、粒々でこぼこをタッチで描きますね。結局、描くとしか言えません。

かたいとは具体的にどのような事か?輪郭線で強く同じように囲んでしまう状態です。このデッサンはそれほどかたいとは思いません。逆に、設置部分はもっと強く描いても良いのでは?赤ペンのように、強い部分、弱い部分、それぞれを意識して描き分ければ、かたくではなく強いものになります。

輪郭線を物を強くかかずにはっきりさせるには?面で描く、色面で描く、光陰影で描く、などなど。そういう意識を織り交ぜて、総合的に描くには経験が必要ですが、まずは線に頼らない描き方を心掛けてみては?

やかん、みかん、シャトルのデッサン



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