1.構図を取る
人物の構図は、大きくゆったりと入れることが肝要です。
画面全体を意識し、人物の上下左右がどの場所になるか、慎重に配置しましょう。
2.体のつながりをチェックする
頭、首、肩、背骨、腰それぞれの大きさ、繋がりはとても重要です。
大まかな明暗を付けながら、その流れを追うつもりで描きます。
3.関節を確かめる
肩、首、腰骨、それぞれの関節部分は、細かくポイントを打ち細かく丁寧に追います。
大まかに薄く明暗を付けていますが、要所はしっかりと強く描きます。
4.明暗を付ける
髪の毛を一気に塗り、肌との差を付けました。
肌は、上面、側面、下面という意識を持って、立体感を付けます。
5.各部を描く
顔、腕、背中を細かく当たっていきます。
やや部分的に描いていくわけですが、全体に意識を配りましょう。
6.背中をしっかりと描く
背中の微妙な陰影を、時間を掛けて追います。
目鼻口は、この段階でやっとはっきり描きました。
7.体重を感じる
腕、肘を、体重のかかった様に描き込み修正します。
体重の表現は、人物画の場合とても重要です。
8.質感を出す
鉛筆のタッチを重ねて、微妙な陰影や肌の質感を出すことに集中します。
肩甲骨や、腰椎と脂肪が重なって出来る表情、重要なポイントです。
1時間で完成。