投稿者:ひとねさん (17歳・高校3年生/デッサン歴一週間)
■自己紹介・デッサンの目的
入試に向けた練習のため。円柱や球体、立方体などの基本の形からある程度離れてしまうと途端に描けなくなるという弱点の克服のため。
■頑張った点、上手くいかなかった点
金属の質感を出せるよう頑張ってみたのですが、いまいち何かが違うような気がしてならないです。問題の形状に関しては、スプーンのすくう部分が若干歪んでいるような印象で、でもどう手を入れればいいのかはいまいちわかりませんでした。とりあえずスプーンとしては見れるかな、とは思います。
■どのような点を向上させたいか
・金属特有のぱきっとしたツヤの表現のコツ
・スプーンのような、曲線を持つものについて 曲線の表現の仕方や光の反射の仕方など(これはスプーンに限定していただいても構わないです)
以上二点について詳しく説明をお聞きしたいと思っています。可能であればよろしくお願いいたします。
■デッサンの所要時間
60分
初めまして。最近ショックなことがありました。3年もデッサンも絵も描き続けている人が、久しぶりに球描いたら描けないの!もちろん、本人もショックでしょうね。分かったことは、基礎というものは、常に確認する必要があるということです。どんなに、新しい高度な作品に取り組んでいても、どんなに知識を持っていても、どんなに教えてもらっても、ご本人が実践の上で繰り返し基礎を確認しなければ、身に付かないということなんです!!!
文面からなんとなく、円柱や球体、立方体の描き方は知っているが、スプーンの描き方は知らないので教えて欲しい、というようなニュアンスが漂ってきます。まずは、質問にお答えしましょう。
金属特有のぱきっとしたツヤの表現のコツ→ぱきっとハードエッジに描く練習をしよう!
曲線の表現の仕方→曲線の練習をしよう!いい曲線が描けるまで、何度も引き直そう!
光の反射の仕方→金属光沢はシャープに消す、消し道具の練習をしよう!
これ以外に、どうにも答えようが無い。だから、方法はあるようで無い、丁寧に線を引いたり、きちんと塗ったり、何度も鉛筆を重ねてグラデーションを作ったりするしかないということです。
デッサンは、方法ではなく、判断力です。良く見て、判断力を鍛えて下さい。