投稿者:さな さん(39歳・接客業/デッサン歴4年)

■自己紹介・デッサンの目的
写実絵画を描きたくて、4年程前から独学でデッサン練習をしています。

■頑張った点、上手くいかなかった点
明暗を見分けようと頑張ったのですが、一番暗い接地面と明るい右側面以外はよく分からず、なんとなく描いてしまいました。

そのため、不自然な感じがすると思います。

■どのような点を向上させたいか
たくさんありますが、形を正確に描けるようになりたいです。

いつも狂いに気付けず、修整を繰り返していますので、正確に描ける練習方法を知りたいです。

■デッサンの所要時間
30分

卵のデッサン

さな さん、初めまして。写実絵画にご興味があるということですが、また機会があれば、どのようなモチーフを描いてみたいのかお聞きしたいところです。絵というものは、自分の見たい世界を表すものでもあると思うのですが、あなたが何に迫りたいのか?によって、デッサンの意味もリアルになってくるはずです。

さて、このデッサンの第一印象としては、短い時間で全体を掴んで、気持ち良く描けているところで終えているというものです。参考に乗せていただいた写真も、良い具合にブレボケした、大家の写真家のようです。写実というより、印象派のように感じるのです。写実というのは、つぶさに見て、少しも違いを見逃さないといった、執念のようなものが作品からにじみ出てくるものです。

さて、添削では、デッサンのセオリーに従って、一通りペンを入れさせていただきました。でも、設置面は写真では見えないですし、何か別の理由があるように感じました。では「形を正確に描けるようになりたい」というご質問にお答えしましょう。正確な形=見比べて、違いがほとんどないということになります。デッサンでは、定規で計測してというわけにいきませんので、目測で見比べることになります。でも、目測というものはいい加減で、錯覚も起きますし、「そう思う」というバイアスが反映されてしまうことが多いのです。それを防ぐには、客観視を目指すことになります。客観視の方法には、主観を離れて俯瞰して見ること=遠くから対象とデッサンを見比べる、根拠に基づいた基準を設ける=中心軸や補助線によって比較することを助ける、などの方法があります。この方法により、間違いなく、正確な形に近づきます。

卵のデッサン


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