投稿者:ゼンマイ さん (23歳・大学生/デッサン初心者)
■自己紹介・デッサンの目的
元々、イラストが好きで描いておりましたが、自身のイラストの表現力に成長があまり見られない為、基礎力に不可欠ときいたデッサンという物に手を出し始めました。
(デッサンは授業の課題で一回からの今回で二回目)
周りにアドバイスしてくれる人や先生方がおらず困っていた時、ネットのデッサンサイトを探し回っていた所添削してくれる
このサイトが目に入り、応募させて頂きました添削よろしくお願いいたします。
■頑張った点、上手くいかなかった点
上手くいかなかった点。
質感、光の方向によって出来る陰影。
頑張った点。
シルエット。
■どのような点を向上させたいか
陰影の把握。
■デッサンの所要時間
3時間41分
ゼンマイ さん、初めまして。基礎力に不可欠ときいたデッサンという言葉は、どこでお聞きになりましたか?分かっている人がいるので、安心しました笑。今日、マニュアル主義、コスパだ、タイパだという方向が強くて参ります。美術は、全部それに逆行しますからね。
このデッサンは、とても良く描けていますね。特に、柔らかい紙の微妙なグラデーション、丁寧に拾えています。形や構図では改良の余地がありますが、修正にはそれほど時間が掛からないと思います。あなたは、観察することが出来ています。これは、デッサンの一番大切なことです。観察が出来ないのに、ネットでノウハウばかり探し始めると、もう上手くなりません。そういう人、この頃たくさん見かけます。
陰影の把握については、光の当たり方を理解することです。直接光の当たっているところ、光の当たっていないモチーフ本体、台に落ちた影と大きく分けて、それぞれの明るさを比較すると、描く時にとても役に立ちます。擦り込むことでグラデーションを作る技法を多用していますが、場所によっては、薄い鉛筆でタッチを使って描くようにしましょう。これは質感の描き分けに必要です。どこでも擦って、質感がみんな一緒になってしまっている人も、この頃たくさん見かけます。