りんごのデッサン

投稿者:たまごさん (17歳・高校3年生/デッサン初心者/美大受験)

■自己紹介・デッサンの目的

デッサンの目的は武蔵美の総合入試と帰国生入試の二つで空間デザイン学科を受ける予定なのでそれの対策です。好きなことを大学で勉強するのを諦めてしまっていて、趣味よりも、成績を重視し、今まで勉強しかしてきませんでした。しかし、やはりせっかく自分で選んだものを勉強できるのに、興味のないものを勉強するのは、学費を払ってくれる親にも申し訳ないし、自分も充実感を感じられないと思い、美大を受験することを決めました。受験対策をするのが遅いのは理解していますが、自分のベストを尽くして、受験に挑みたいです。添削お願い致します。

■頑張った点、上手くいかなかった点
頑張った点
林檎の質感。
陰影。

上手くいかなかった点
林檎の形がうまくとれませんでした。
ハイライトが不自然に感じてしまいます。
窪みの部分が平面的で、立体感が感じられません。

■どのような点を向上させたいか
モチーフの形の取り方。(林檎の重視がモチーフと違う気がします。)
林檎のもっとリアルな質感の出し方。(私の絵だと、林檎のフレッシュなパリッとした感じがあまり出ていないように思います。)
ハイライトの自然な入れ方。
立体感の出し方。

この4点について教えていただきたいです。

他にも武蔵美の空間デザインの構想力テストの対策について、おすすめの勉強法があれば教えていただきたいです。

ありがとうございます。

■デッサンの所要時間
180分

りんごのデッサン

たまごさん、初めまして。自分の人生にとって大切だから、美大を受けるという決心、良いと思います。ただ、一刻も早く、予備校に行きましょう。デッサンも複数モチーフ、平面構成やら立体構成やら、受験対策がてんこ盛りです。今までの紆余曲折の苦労が、かすんでしまうほどの課題を目の前にして、冷や汗をかくなら早い方が良いと思います。

ワンポイント・アドバイス
●モチーフの形の取り方→アタリを取ること、見比べること。
●林檎のもっとリアルな質感の出し方→林檎のフレッシュなパリッとした感じを出すには、タッチを使う必要があります。それも、揃った硬質の曲線タッチ(結構、難しい)です。
●ハイライトの自然な入れ方→練消しを使って、薄く抜くテクニックが適しています。
●立体感の出し方→この場合、直接光の当たっている箇所と陰になっている箇所の違いが、はっきり描き分けられることです。
●武蔵美の空間デザインの構想力テストの対策について、おすすめの勉強法→自分の気に入った空間を見つけること、その空間をスケッチすることです。

様々なハードルがありますが、全て自分の糧にするという貪欲さがあれば、越えて行けます。あなたには、その貪欲さがあるような気がします。頑張ってください!

りんごのデッサン



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