紙コップのデッサン

投稿413:紙コップのデッサン

投稿者:じゅこ さん (35歳・会社員/デッサン歴1ヶ月)

■自己紹介・デッサンの目的
絵がうまくなりたいと思った

■頑張った点、上手くいかなかった点
紙コップの影が薄すぎる、落ちるかげが濃すぎると感じました。わかりませんが、なにか違和感を感じます。

■どのような点を向上させたいか
むしろ どのような点を頑張ればいいかがわからないので、教えて欲しい

■デッサンの所要時間
120分

紙コップのデッサン

じゅこ さん、初めまして。紙コップ、デッサン教材の定番ですね。テクニカル的で、卒なくこなされたデッサンだと思います。何か手掛かりになる教材を、参考にされていますか?

影に、なにか違和感を感じられたのは、紙コップの形が反映されていない点だと思います。影はシルエット、本体の形を映します。本体から遠くなるほど、ぼんやりとしたグラデーションが大きくなって、輪郭は分かりにくいとは思いますが、やはり口元の楕円形が影の元になっているのです。もう一つは、影の部分は床、水平面であるということ。ここは床を描くこと、つまりタッチで立体感を付ける必要があります。

「むしろ どのような点を頑張ればいいかがわからないので、教えて欲しい」とのことですが、これに答えるには、あなたが何のために上手くなりたいか?を聞く必要があります。あなたは、どんな絵が好きですか?どんな絵を描いてみたいですか?

どのようなデッサンを目指すか?それは、どんな絵を描きたいか?どんな世界を自分が見てみたいか?によって、まったく変わって来るものだと思います。社会人は忙しいですから、せっかく時間を捻出してデッサンに時間を当てているなら、デッサンをする動機を高めてみましょう。例えば、タッチを研究する→顔のイラストにタッチを付けて見る、そのように創作に結びつけて考えることで、デッサンが上手くなる目的、質が変わって来ると思います。

紙コップのデッサン



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