投稿者:shihoさん

投稿者コメント:
20分固定ポーズを6回で120分。
人物デッサンは何回もしていますが、木炭で人物を描くのは初めてでした。
木炭デッサンが苦手なために難しかったです。
頭が大きいのと、輪郭線がはっきりしすぎ、明暗のつけ方が下手、組んだ下側の脚がなんか変?
モデルは150cm弱で小柄でした。
顔の右半分が欠けています。顔を描く前に時間切れとなってしまいました。
下手なので恥ずかしいですが、どうぞよろしくお願いします。

人物デッサン木炭

木炭という素材は、最初は扱いづらいですね?
細かく描きにくいですし、直に黒くなってしまう。
あなたは、別に下手ではありません。
「靴」かなり上手く描いています。
木炭は、擦りこんだり、重ねたり、層を作るような描き方をします。
それが油絵を描く技法と、感覚的に似ています。
もっと意識して、「層」を重ねる描き方、試してみてください。

それには、まず「面」で捉えることを意識しましょう。
面の明るさの違い、上面、側面などをはっきり描き分けます。
膝、バスト、肘など立体感は、特に大切です。

顔のような細かいところを描く場合は、木炭も硬く細いもので。
鉛筆のように、楽に描けます。

人物クロッキーついでに人物クロッキーもお送りくださいました。
鉛筆使用で20分で描かれたのかな?
形も大きな狂いは見られませんし、及第点だと思います。
特に「手の表情」お上手です。

形を取るのはお上手ですが、やはり立体感が足りない。
漫画イラストのように境界線にばかり頼った印象です。
白いシャツにも体に沿った丸みや影があったはず。
ズボンも上面と下面で濃さが違ったはず。

クロッキーは時間が短いですが、最初のアタリを取る時点から陰影や立体感を考えながら描けば、もう少し表現できます。
鉛筆を寝かせて、太くザックリした線で、影の部分から形を取っていくイメージです。



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