投稿者: bergamotさん (45歳/デッサン歴1年)

■自己紹介・デッサンの目的
以前に投稿しました、bergamotと申します。二回目の投稿です。

デッサンは絵の基礎ということなので、その基礎を学びたいです。デッサンの作品も好きですが、描くプロセスそのものが楽しい分野なので、続けていきたいです。

絵を仕事にできたら、素敵ですね。

■頑張った点、上手くいかなかった点
頑張った点
陰影、明暗を今回もはっきりさせてみました。形も、時間をかけてみました。

上手くいかなかった点
バナナが宙に浮いているように見えなくはないところ。線が雑かもしれません。

■どのような点を向上させたいか
全体的な画力と、アート性。

■デッサンの所要時間
100分

[過去投稿]
投稿368:古いタコ足コンセントのデッサン

バナナのデッサン

bergamotさん、お久しぶりです。上手くなるために練習するデッサンが多い中、油絵の下描きのようなデッサン、久しぶりに拝見しました。向上させたい点についても、アート性とありますので納得です。前回の投稿から、色々な心境の変化が有ったのかも知れません。また、機会が有れば、お聞かせいただきたいものです。

このようなデッサンの場合、どのような観点から指摘すれば良いか、悩みます。上手く描くためのデッサンでしたら、形がどうの、光がどうのと申し上げられますが、、、。デッサンを見た後、参考写真を見て思ったことは、デッサンの方が断然面白いということでした。デッサンの方は、一旦濃く描いて、消して行ったような描き方の、味のある線や陰影が出ています。写真の方は、とてもあっさりしている。それは、真正面から光が当たっていて、陰影が無くなっているからでした。立体感が無い!これは、ある意味、私にとっては衝撃的でした。

光の当て方、次回から工夫してみて下さい。光を表現することは、デッサンにとっては大切です。古典絵画において、劇的な光の当て方をすることは、「宗教的な」意味が有ったと思います。近現代においては、そこらが案外あっさりしてきますが、デッサンの中では残っています。つまり、デッサンはとても古典的な手法で、光を表現することが大きな意味を持ちます。光の当て方によって、モチーフは大きく見え方を変え、それによって「とても面白いモチーフ」になることがあります。いわゆるデッサン添削では無くなりましたが、次回試してみて下さい。

バナナのデッサン



もっと詳しく学びたい方は「デッサンオンデマンド」へ↓
デッサンオンデマンドへ



にほんブログ村 美術ブログ デッサン・スケッチへ