投稿者:シンヤさん (美大一浪生) 360分
幾何形態 奥:立方体 右手:六角柱
円状の机に白いシーツを敷いています。設置は正方形の机に白いシーツを敷いたものです。
木炭紙サイズの画用紙に鉛筆で描いています。
頑張った点
布の形態 石膏との質感の差
うまくいかなかった点
布っぽさ。木の切り株みたいになった。
もっとこうなったら良いとか、
ここが足りない、などのご指摘を厳しめに頂きたいです。また良いところ、伸ばすべき部分などあれば同時に頂きたいです。
添削:
石膏も白、布も白、台も白統一されたモチーフですから、
狙いはグラデーションの幅広さ、質感ということになるでしょうか。
鉛筆の種類、タッチによって、シビアに質感を描き分ける必要があります。
頑張った点、上手くいかなかった点、どちらも質感、形態感に関っています。
布が切り株のようになったのは、横方向の曲線タッチでぐりぐりやりすぎたから?
もちろん北欧ルネサンスの様な、ねちっこさはあなたの持ち味でもあります。
縦方向のタッチをもう少し多用して、布の立体感を大きく作ることが必要です。
石膏の幾何形体は、やや柔らかく感じます。
こちらも直線のタッチを多用して、硬さを出しましょう。
「厳しめにアドバイスを」という御指摘ですので、申し上げます。
360分では、やはり完成度が低い。これだと半分の時間で描けるかもしれません。
「硬い」「柔らかい」質感をどう描き分けるか、最初から上手く狙って行かなければならない。
もう一度、それぞれの「もの」を、しっかり時間をかけて描く、確認作業をお勧めします。