投稿者: デザ男さん(20歳・大学2年生/デッサン歴5年/教員採用試験)

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美術の教師を目指しているものです。教員採用試験に向けてデッサンをしています。
今は芸術学部の2年生で、高校もデザイン系の学校に通っていたのでデッサン歴は5年程になります。デッサンはある程度して来たつもりですが苦手で、特に石膏像となると顔が似なかったり時間がかかったりします。
(5時間)

石膏像「モリエール」のデッサン

初めまして。大学でもきちんとデッサンを勉強し、教員になる人がデッサン力のある人、とても良いことですね。幼小中高大、全ての教育機関の美術の先生はそうであって欲しいと思います。是非頑張って下さい。

さて添削ですが、赤ペンで稜線と正中線を描き込みました。稜線とは、山の頂点、面の切り替わりのポイントです。これらはアウトラインに対して、中の形です。石膏は形が難しく、また顔というものもちょっとした比率の違いで似たり似なかったりと難しい。これらをより正確に描くために必須なのは、中の形を捉えるための基準線です。顔に関しては、正中線を元に、左右上下の比率を何度も見直すしかないと思います。稜線に関しては、そこから光の当たり方が大きく変わるポイントでもあります。また彫刻家的視点で言えば、動きを出すために気を付けて削ったポイントでもあるでしょう。

これらのポイントをもう一度再検討し、更に描き込んでみて下さい。石膏はしつこく直して、完成度上げるまで描かないと上手くなりません。

石膏像「モリエール」のデッサン



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