りんごのデッサン

投稿者:ゆん さん(28歳・ITエンジニア/デッサン歴1ヶ月未満)

■自己紹介・デッサンの目的
itエンジニアをしているゆんと申します。
デッサンを始めた目的は、暇つぶしです。
現在の目標は、りんごと石膏をリアルに描けるようになる事です。

■頑張った点、上手くいかなかった点
うまくいかない点

明暗の付け方綺麗にいかず、光を感じない。
リアルさが足りないが何故なのか分からない。

頑張った点
ヘタ周辺の立体感
りんごの色味

■どのような点を向上させたいか
1.もっと綺麗に明暗をつけるにはどうすればいいか?

2. 影の稜線を綺麗に描くにはどうすればいいか?

3. よりリアルに描くにはどうすればいいか?

■デッサンの所要時間
5時間以上

りんごのデッサン

ゆんさん、リアルに描きたい、そのリアルとはなんでしょうか?写真そっくりに描くことでしょうか?ピカソがキュビズムで描いたものは、リアルとは言えないでしょうか?作者の気持ちを表したものは、リアルと言わないでしょうか?
リアルとは、分かるようで分からない、得体のしれない言葉ですね。一度、あなたにとってのリアルをお聞かせいただきたいものです。また、美術史でリアルというものを考えていくと、もっとデッサンは楽しくなると思いますので、お勧めします。

写真とデッサンのリンゴ、かなり模様や光の当たり方が違うような気がしますが、質問にお答えします。
1.もっと綺麗に明暗をつけるにはどうすればいいか?→よく見ること
2. 影の稜線を綺麗に描くにはどうすればいいか?→よく見ること
3. よりリアルに描くにはどうすればいいか?→よく見ること
受験生に対しても同じこと言います。ふざけているのではなく、まずは、これしかありません。
その上で、1は、色や陽、陰、影の区別をして、的確に鉛筆を重ねていくことです。
2は、実像にはないぼやけ方は、本体リンゴからの距離に影響されていますので、それを勘案して、グラデーションを丁寧に施すことです。
3は前述のように、リアルをあなたがしっかり捉えることです。ただ私が、この写真を見て、リンゴの赤を出そうとして描くと、もっと薄いデッサンになります。

リアルを追求すると、おそらく暇つぶしにではなく、本気を出さざるを得ないと思うのですが、また是非、次のご投稿を拝見して、今回との違いを見たい気がします。



もっと詳しく学びたい方は「デッサンオンデマンド」へ↓
デッサンオンデマンドへ



にほんブログ村 美術ブログ デッサン・スケッチへ