投稿者: うたむさん

投稿者メッセージ:
美大志望で、デッサンを始めてから一年半程になります。モチーフの描き込みが足りないとの指摘をよく受けるので、モチーフをよく観察する意識で描きましたが、まだ安定感が足りていないように感じます。どのような点に気をつければ良いでしょうか。

高校3年生
180分

木と電球のデッサン
うたむさん、投稿有難うございます。
さて、メールでモチーフを確認させてもらったことでも少しお分かりと思いますが、
このデッサンでは、「色」「光と陰」の大きな構造を見ていくことが必要です。

まず「色」ですが、電球の半透明な白、木の茶色はまず表現しなければいけません。
逆光では暗く見える部分が多くなることはわかりますが、それでも元々の色がそれほど濃くありませんから、余り濃く描くことは出来ないのです。

次に「光と陰と影」の描き分けです。影はよく描けています。しかし光のあたっている部分と、陰の部分の違いがはっきりしていません。
特に逆光の場合、光のあたっている部分と陰の部分がコントラストが付いて、光のあたっている部分が眩く輝いているぐらいに見えるはずです。その境目を、しっかり濃く描くことで「逆光らしさ」が表現出来ます。次は、そうして見て下さい。

この場合は、描きこみが足りないという指摘は当たらないと思います。それより描きこもうとする余り、局部的に見てしまった結果ではないでしょうか。部分を描く場合、常に全体との関係を気にしながら、描き進めていくことが求められます。ただ、真っ黒になっても、関係が取れなくても、とにかく描き込んでいこうとする「熱意」があって初めて上手くなることは確かです。これからも頑張って下さい。

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