投稿者:スミレさん(17歳・高校3年生・デッサン初心者・デッサン系学部進学)

■自己紹介・デッサンの目的
はじめまして。美術の道を諦めきれず、デザインを学べる短期大学に進学したいと考えています。実技試験は選択制で学力の勝負をします。ですがもし入学出来たとしても周りと比べて絵の実力が足りないので、少しでも勉強したいです。

■頑張った点、上手くいかなかった点
上手くいかなかったところはリンゴの軸辺りです。軸の質感と日光に当たらず赤色が着いていない所は難しく感じました。床面からの光の照り返しと濃い影の位置取りにも時間がかかった印象があります。絵は描く事もありましたがデッサンとして取り組むのは2枚目です。

■どのような点を向上させたいか
デッサンの知識と経験が少ないので、モチーフを描くときにどう気を付けるべきか、練習を重ねる為に選ぶモチーフの選び方などを知りたいです。

■デッサンの所要時間
300分

初めまして。とても良く描けています。丁寧で質感もあります。特に、リンゴがおいしそうに感じられるところは、とても素晴らしいと思います。確かに、軸の、周りの窪んだところは、もう少し暗くなるかもしれませんね。でも、既に気付いているので、自分で直せると思います。

指摘したいところは、ただ一点、影です。リンゴの反射光は良く描けていますが、その反射が影の中にも落ちます。光というものは、やはり空気のように行き交うもの、我々が思っているより複雑で、機械的判断が及ばないものだと思います。影の中に指を突っ込んでみてください。指の影がうっすら落ちるはずです。

デッサンを描く際、何を気にして、どのようにモチーフと向き合うべきか?という質問でしょうが、大変良い質問であり、大変難しい質問です。デッサン発祥の地、キリスト教社会では、光はとても重要なものであり、それを表現することもまた重要だったはずです。近現代において必要だったものは「視点」「視座」、それぞれの差別化が、社会の多様性を広げて行ったのだと思います。やはり光にしても、個人の目にしても、光を観察し、社会を知ることで出来てくるものだと思われますので、これは簡単ではありません。しかし、とにかく見て感じることを大切にしてください。知識は、時としてフィルターになって、感じることを遮ってしまうこともありますので、直視が基本です。モチーフ選びに関しては、あなたが好きなものを手当たり次第に、テンポ良くこなす。「好き」が冷めないうちに積みあがると、それがあなたのテーマに結びついてくる可能性があります。


もっと詳しく学びたい方は「デッサンオンデマンド」へ↓
デッサンオンデマンドへ


にほんブログ村 美術ブログ デッサン・スケッチへ