投稿者:みらいさん(19歳/大学1年生/デッサン初心者)
■自己紹介・デッサンの目的
大学1年生のみらいと申します。
大学は医療系で救命士を目指してます。
デッサンは高校の美術で習った程度の知識と技術です。
目的は大袈裟になってしまうのですが、自粛期間の生きがいといった感じです。何か熱中できる物が欲しかったためです。
絵を描くのは好きです。
よろしくお願いします。
■頑張った点、上手くいかなかった点
短い時間のため自分の中で頑張った点というのがハッキリないのですが、元の手本をよく見て描くことを常に意識していました。
上手くいかなかった点というのが自分でもわからなく、自分の理想の「やわらかい」と少しズレていて、鋭いイメージの絵になってしまってます。そのズレ(違和感)の原因を教えていただきたいです。
もう1つ上手くいかなかった点で金髪の描き方がわからないです。
■どのような点を向上させたいか
上でも述べさせていただいたように、やわらかいイメージで描きたいのですが、鋭いイメージにしかならず、どこが原因なのかを教えていただきたいです。
もう1つが金髪の描き方を教えていただきたいです。
■デッサンの所要時間
150分
初めまして。人を救う職業、素晴らしいですね、応援しています。良くお医者さんで絵を描く方がいらっしゃるのですが、集中力が求められるお仕事、脳の違う部分を使う集中力が癒しになるということを、どこかでお聞きしたように思います。写真を写すというのは、集中する作業としては、目的に適っているのかも知れません。
描く力をお持ちの方だと思います。質問にお応えしますと、鋭い硬い→ハードエッジ、柔らかい→ソフトエッジとなります。エッジとは、境界の表情ですね。境界線がしっかりくっきりしている、或いは境界線がぼんやりグラデーションがある、という違いです。モチーフによって使い分けて行けばいいので、どちらが良い悪いではありません。化粧を施したアイライン、唇のエッジは、やや硬くても構いませんが、女性の肌ですので、うすぼんやりとしたグラデーションがたくさんあることで、柔らかさが出ます。柔らかさを出したい部分には、薄めの鉛筆を塗り重ね、グラデーションを出して行きましょう。金髪→色が薄いですので、やはり薄めの鉛筆で毛のタッチを描き、陰影も薄めに重ねて行くことが正解です。
これからのこととして、絵と写真は違うことを申し上げます。印象派が出てきた背景には、写真の登場があります。彼らは、絵でしかできないことを考えざるを得なかったのです。入り口は写真でも構いませんが、あなたにとって絵でしか出来ないことも考えてみて下さい。写真を写し終えたら終わりではなく、その先に無限の可能性が広がります。