彫像のデッサン

投稿者:やみくもさん(27歳・医師/デッサン初心者)

■モチーフ
Charles-Antoine Bridanという作家の少女の彫像です

■自己紹介・デッサンの目的
はじめまして、ペンネームやみくもともうします
自粛期間に家でできる趣味として画をはじめました
学生時代にイタリア旅行で美術館に行って以来、いつか自分も画は描きたいという気持ちがあったので、いい機会でした
人物画に興味がありましたので1年弱ほどジェスチャードローイングやアナトミーなどをやっていたのですが、お恥ずかしながらつい先日まで時間をかけて形にするということにはあまり力を入れていませんでした
ですので、デッサンに関しては初心者になります
目標として、プリュードンのドローイングのような立体感のあるものを目指しています

■頑張った点、上手くいかなかった点
チャコールペンシルでmarumanのクロッキー帳に描いてスキャンしました
できる限り明部-暗部の形状がはっきりわかるように描いたつもりです
ただ、参考画像だと暗部内部の立体形状が微妙な反射光により分かるのですが、これをドローイングで表現するのが非常に難しいです
大胸筋やお腹の部分に薄く照り返しを入れてみましたが、参考画像ほどの情報量を表現できませんでした
また、脇の部分ですが、写真だと広背筋が回り込んで来る様子がなんとなくわかるのですが、その表現にも失敗しました
その他、頭部の位置が若干右により過ぎました

■どのような点を向上させたいか
暗部の情報量を増やそうと照り返しを強く入れるとそこだけ明るく抜けたようになってしまいます
不自然にならないように暗い部分の微妙な立体形状がわかるような濃淡をつけるにはどのようにすれば宜しいでしょうか
その他にも構造面やアナトミーでおかしな部分があればご指摘いただけると幸甚です

■デッサンの所要時間
400分ほど

彫像のデッサン

初めまして。やみくもさん、ご返信遅くなり、申し訳ございません。デッサンとしては初心者とおっしゃられていますけど、とてもお上手です。なかなか指摘することを見つけるのが、大変です(笑)。プリュードンのドローイングもまた、まるで白亜の彫像のような、美しく整ったものですね。目標は高いですが、理性的に緻密に迫って行けば、可能だと思いました。

チャコールペンシルを刷り込んだりして、絵肌を変えている技もお持ちのようです。暗部内部の立体形状が微妙な反射光を表現するのが非常に難しい。」ということですが、反射光が描ければ上がり!というぐらい難しいものです。「不自然にならないように暗い部分の微妙な立体形状がわかるような濃淡をつけるには?」、柔らかいガーゼで描く技法をお勧めします。反射光は微妙な濃淡ですから、線材より、面で滑らかに摺り込んだりふき取ったりを繰り返して、微妙な立体形状を作り込みます。もっと白さを!とか書きましたが、プリュードンも、反射光をかなり明るく表現していますね。その方が、微妙なところを表現しやすいと思います。

大胸筋、広背筋という表現は、さすが解剖学の知識をお持ちだと感じました。もっと背が低いとか書きましたが、この年代の子供は一年でこれぐらい背が変わりますので、少女であることは誰も疑いません。もっと厳密に頭身を出して行きたいのであれば、描き初めに、1/5にアタリを付けるという作業をお忘れなく。

私も、改めて人体の魅力を感じました。そのような魅力を表現されることを、応援しております。

彫像のデッサン


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