投稿者:とまと さん(16歳・高校2年生/デッサン歴:1ヶ月/建築系進学希望)
■自己紹介・デッサンの目的
デッサン始めて一ヶ月になります。デッサンの目的は主に入試のためです。(建築系志望)
■頑張った点、上手くいかなかった点
肌と服の質感が上手く行ったと思います。
唇と髪の毛の表現がまだ今一つっていう感じです…
■どのような点を向上させたいか
どうしても髪の毛が縞模様みたいになってしまうのが個人的に悩んでいる点です。
あとは目と唇をどうやったらもっとリアルに描けるか知りたいです。
■デッサンの所要時間
200分
初めまして。一生懸命描いていますね。素直な描写に好感を持ちます。建築の試験では、屋外に出て建物を実際に描くことが多いですね。人物も良いとは思いますが、遠近法を早く覚えた方が良いのでは?
さて、せっかく人物を描いてくれましたので、自分画と建築画の共通する点を指摘します。青い線で描かれた部分、補助線とありますが、これは正中線と頭蓋骨も表しています。建築を描く場合も、細部を省略した、主要な面が表すパースを先に描きます。骨格を先に、遠近法を先に、というルールです。これが出来ないとその先が描けない、正確な顔も、正確な建築も描けないのです。
目と唇と髪の描き方は、建築で言えば部屋の壁はこの材料で、床はこの材料で、という部分に当たりますが、ご希望なのでお答えします。(髪の毛は良く描けています。)目のラインは、目の面が遠近法でどう傾いているか?ということに関係します。唇も面を知ることが先、その後、遠近法で傾きを測ります。ちょっとそれぞれ複雑なので、もっと知りたければ、顔のポリゴンを検索してください。
まだ、進路は定まっていないのかも知れません。いずれに進まれるにしても、構造、骨格、そのような根本的なことを押さえることが、デッサンでは求められます。