投稿者:さといも さん (16歳・高校2年生/デッサン歴1年/美大受験)

■自己紹介・デッサンの目的
美大進学を目指している高校2年生です。
東京藝大日本画専攻の試験対策として、地方の予備校で石膏デッサンをしています。
予備校の先生に添削を受けながら描きましたが、藝大出身の先生にも評価してもらいたいと思い、投稿させていただきました。

■頑張った点、上手くいかなかった点
頑張った点
・滑らかな質感の表現
・細部まで手を抜かずに描いた

改善点
・時間がかかりすぎている
・線のタッチで形を表現出来ていない
・髪のどこの部分も塗り方が同じなので遠近感が弱い

■どのような点を向上させたいか
かなり遅筆で、試験本番で時間内に描き終わらせられるか不安です。
描き直すことが多く、形取りに時間がかかってしまいます。
素早く正確に形を捉えるためにはどうしたら良いでしょうか?

■デッサンの所要時間
1260分(21時間)

石膏像ヴィーナスのデッサン

さといも さん、初めまして。やっぱり芸大行きたいという人は、粘りと丁寧さが違う!よく頑張りましたね!まずは、時間が掛かっても、良く見て、丁寧に描いて、完成度を上げる。目を作るためには、それが必要です。

ここまでは正解ですが、やはり試験は21時間も掛けられませんので、これから時短方法を取り入れていく必要があります。では、チェック項目は以下。

●形取りに時間がかかる
→良く測っているか?
→モチーフの隣にデッサンを置いて、良く見比べているか?
→大きなところから、小さいところを決めていくのではなく、自分の好きなところを先に描いていないか?
(頭部と胸部、台座のバランスが違いますね。この可能性が大?)

●明暗を早く付ける

→大きな面を、大きくタッチで捉えているか?
→全体の階調を、明中暗の3段階で捉えているか?
→「抜き」で描いていくテクニックを知っているか?

以上です。健闘を祈ります。

石膏像ヴィーナスのデッサン



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