投稿者: うた さん (20歳/大学生/デッサン歴1年)

■自己紹介・デッサンの目的
美術教諭を目指してる学生なのですが
予備校にも通ったことがなく、独学でデッサンを勉強しているのでアドバイスを伺いたく思います。

■頑張った点、上手くいかなかった点
全体のバランスや明暗を捉えるのが苦手です。一番暗いところ、明るいところなどは最初に決めて描くのですが、中間の明暗が捉えるのが難しくて苦戦しています。

■どのような点を向上させたいか
明暗の付け方。
適切ななタッチの置き方?
構図など

■デッサンの所要時間
4時間程度

石膏像マルスのデッサン

うた さん、お疲れさまです。頑張って、難しい石膏デッサンにチャレンジしていますね。初々しい石膏デッサンです。

何が難しいか?
まず形です。とにかく計ったり、デッサンを傍に置いて見比べたりしましょう。自分で判断できないと、描けるようになりません。形に対する「違和感」を大切にして下さい。

次に、立体感です。
面を意識していますか?どんな丸みや傾きか、手をきれいにして、時々触ってみましょう。タッチは、面に合わせるように心掛けましょう。

更に、光です。
どの部分が、直接光が当たっている部分か、光が当たっていない部分か、判断しましょう。その二つを描き分けることで、中間調子は広がります。

構図は、出来るだけ大きく、しかしあまり見切れないように、バランスを取ること。しかし、形が正確に描けないと難しいので、後回しにしましょう。

明暗の付け方、適切ななタッチの置き方が、何に由来しているのか説明しました。意識することがたくさん有って大変だと思いますが、石膏デッサンとはそのような条件が問われるモチーフです(あまり初心者向きだと思いません。)。まずは、じっくり観察することをお勧めします。

石膏像マルスのデッサン



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