投稿者: ざりがに さん (18歳/高校三年生/デッサン初心者/美大受験)

■自己紹介・デッサンの目的
美大進学を目指して今夏期講習からデッサンを始めました。

■頑張った点、上手くいかなかった点
頑張った点

稜線を意識し、影面と光面の質感のかき分けが出来るように意識したこと。

うまくいかなかった点

手のプロポーションがおかしくなってしまったこと。

■どのような点を向上させたいか
質感の描き分けや奥行きの出し方、デッサンの詰め方などを教えていただきたいです。

モチーフの写真は別撮りです。
自分の左手で上手く撮れませんでした。

■デッサンの所要時間
120分

ざりがに さん、お疲れさまです。面白い手のポーズです。アイデアは良いですね。しかし、質感はかなりザラザラしています。朽ちた感じが出て恐ろしさ倍増ですが、ここは狙ったのではないでしょうね。

「質感の描き分けや奥行きの出し方、デッサンの詰め方」について、手の参考例としては、デューラーのデッサンは最高の手本だと思います。ここで期日の迫る受験日と、将来に通じる美的センスが、あなたの中で真っ向対立すると思いますが、世間一般的には勝敗は明らかです。

分析結果として、曲線タッチをもっと使いましょう。稜線の前に、全体が細く丸い立体である意識が必要です。薄く鋭く長いタッチをもっと多用しましょう。そして、肌の滑らかさを出すために、擦り込む技法をもっと取り入れましょう。デッサンの詰め方は、観察力、集中力、手の存在に迫る気持ちを、もっと持ちましょう。自分で、もっと描けるはずだと思えれば、その時必ず、デッサンは詰まってきます。



もっと詳しく学びたい方は「デッサンオンデマンド」へ↓
デッサンオンデマンドへ



にほんブログ村 美術ブログ デッサン・スケッチへ