投稿者:うみさん (24歳・大学3年生/デッサン歴数か月) 日本画家志望

メッセージ本文:
お久しぶりです。画家志望のうみです。前回の添削以降もデッサンを続けてまいりました。
今回はステンレススプーンと紙袋をデッサンしました。難しく感じた部分は紙袋のシワの面と面の追いかけと全体のコントラストを上手くつけることができなかったことです。まだまだ奥行きの感じる絵を描けていないように思います。ヒントを頂ければと思います。
また一つ疑問があります。
描くモチーフはどんどん変えるべきか、一つのモチーフを描き続けるのかどちらがデッサン力の向上につながるのでしょうか?
改善点、ご指導して頂ける点がありましたらよろしくお願いします。
(180分)

[過去投稿]
添削121:りんごとレモンのデッサン
添削115:りんごとレモンのデッサン

ステンレススプーンと紙袋のデッサン

うみさん、頑張っていますね。日本画というのは、線に特徴があります。(マンガもそうですが。)繊細に見える描き方をしていても、線がしっかりしている。どうすれば練習できるか?そのモチーフのどの線が大切か観察することです。大切な線は、それを取るとモチーフが何だか分からなくなる、線です。それはモチーフの特徴を、一番表している線だからです。

今回のモチーフの、一番押さえておかなければならない点は、固い、柔らかいの対比です。スプーン下部の線は最重要ですよ、しっかり強く引いて下さい。紙袋の方は、折れたり曲がったりしている部分、しっかり丁寧に追ってください。(強くは描かない。)今回のデッサンは、もう少し時間を掛けて、特徴を掴めるまで描いた方がいいのではないか?という印象です。

モチーフの選び方については、同じモチーフを描く画家も、どんどんモチーフを変える画家も、様々です。いずれにしても、あなたが描いて行きたい「作品」を想定して選んでいくことが、画家を目指すことに直結すると思います。楽しんで、モチーフを選んでみて下さい。

ステンレススプーンと紙袋のデッサン



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