投稿者:ロイル(17歳・高校2年生/デッサン歴2週間/美大受験(東京芸大デザイン))

■自己紹介・デッサンの目的
芸大受験を考えている高校2年生です。今年の秋から始めたばかりのデッサン初心者です。受験と将来のデザイナーの仕事のためにデッサンを練習しています。自分の立ち位置を知りたいです、よろしくお願いします。

■頑張った点、上手くいかなかった点
計量カップに映る布をステンレスの質感を失わないように描きました。金属特有の光沢も表現できるように描きました。物による色の違いやシワによる明暗の違いがはっきりするよう努力しました。モチーフが2種類でありながら結構時間がかかってしまった感じがしました。

■どのような点を向上させたいか
時間をかけずに正確にモチーフの形がとれるようになりたいです。モチーフ全体の形をとるのは5芸大学受験レベルではとれくらいの時間内で行うのでしょうか?

(360分)

布とステンレス製計量カップのデッサン初めまして。良く描けていますね。え!始めて2週間?やるね~。

狙いは、模様の、虚実の対比ですね。面白いし、リアリティー出て来ているじゃないですか。カップの歪みとか、構図のまずさとか細かいところは、あなたなら直ぐに修正できるでしょう。受験で、モチーフ全体の形を取る時間ですか?3時間課題なら20分以内、6時間課題でも30分以内に、大体は出来ているのじゃないかな?でも、それは将来的目標にした方がいいと思いますよ。まずは、「時間を掛けて」正確に描くこと、です。

自分の立ち位置ということですが、もう作家も視野に入っていると思いますので、そこに重点を置いて申し上げます。私の師匠のことをよく思い出すのですが、よく肉体、身体とおっしゃっていました。作者名知らなくても、ああこの人が作ったものだな、と思える作品があるでしょう?作品の肉体とは、作品からにじみ出てくる作家の個性です。私も長年掛けて、作品に肉体を入れるということは、簡単じゃないことが判りました。

ある作家は、言葉に寄り過ぎて肉体を失う。またある人は、物に寄り過ぎて、お土産のようになる。プロでも難しいのですから、まして大学生は難しいことです。現役合格の芸大生が、大学で批評しあって神経衰弱になると吐露した記事がありましたが、肉体を持たない批評もまた、非難になってしまうこと想像に難くありません。借りてきた言葉や情報では、肉体にならないということです。今回は、これからの芸大生に敬意を評して、デッサンを通して自分を見つめ、作品に肉体を入れることを目指していただきたいと思う次第です。

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