投稿者:まるこさん(24歳・建設業・デッサン初心者)

■自己紹介・デッサンの目的
絵を始めたいと思い描きました。
後々には似顔絵屋さんになりたいと思い、まずは基礎から学びたくデッサンをしてみました。

■頑張った点、上手くいかなかった点
色の表現に注意をしてみました。
白黒の表現が難しく、奥行きなどの表現ができず平べったい絵になってしまいました。

■どのような点を向上させたいか
描いていくうちに絵の輪郭が崩れてしまい形が変わってしまいます。
バランスの取り方を教えていただきたいです。
よろしくおねがいします。

■デッサンの所要時間
150分

りんごのデッサン

初めまして。似顔絵の描き方詳細は、別の機会に譲るとして、山藤章二のブラックアングルは最高ですね。脱線じゃなく、最高!

デッサン拝見しますと、勢いよく描いていく、伸びのある線が特徴的です。線とかタッチとか、不思議ですけれどその人の性格まで出るものらしいですね。物怖じせずストレートに対象に当たっていくところは、似顔絵でも大切かも知れません。

では、ご質問に沿いながら、添削します。リンゴの色は良く出ていると思います。「奥行などの表現が出来ず」とありますが、これは光をもっと意識することです。光が当たっている様子を描くことで、立体感が出ます。赤ペンにもあるように、光源の方向含め光に対する意識を更に持ちましょう。赤ペンのもう一つは、モチーフ全体が横長だから、画面も横長構図の方が良いと思います。「輪郭が崩れ形が変わる」のは、勢いある線と関係すると思うのですが、対象と見比べないで線を一気に引いてしまうからではないでしょうか?リンゴの形に忠実であろうとするなら、線の始まりから終わりまでの間、3回ぐらいはリンゴを見比べてゆっくり線を引くと良いでしょう。デッサンの場合、やはり対象に沿うのが肝要だと思われます。戻りますが、似顔絵は、対象に沿い特徴を引き出しながらも、そこにとどまらず独自の解釈を加えるところが面白いのだと思います。一般的には、描かれた人が怒っちゃうかもしれませんが、、、、。

りんごのデッサン



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