投稿者:なおさん(22歳・大学4年生/デッサン歴:高校の美術部で)

■モチーフ
箱と柔らか素材のフリスビー

■自己紹介・デッサンの目的
2回目の投稿です。前回のデッサン添削ありがとうございました。ハードルが高いと知りつつ、手の画力向上をしたくてモチーフに選びました。今回は、使い終わった箱と柔らかい素材のフリスビーをデッサンしました。

■頑張った点、上手くいかなかった点
頑張った点
・前回の改善すべき点を踏まえて、描き込んだ点。

上手くいかなかった点
・フリスビーのバランス、奥行きを表現するのが難しかった点。

■どのような点を向上させたいか
バランスのとり方と影のつけ方についてアドバイスを貰いたいです。

■デッサンの所要時間
90分

[過去投稿]
投稿303:タオルを持つ手のデッサン

ティッシュケースとフリスビーのデッサン

デッサンの目的に、モチーフの理解があります。描いて理解する、理解して描く、両方あると思いますが、理解力を試す試験にもなります。それが、「デッサンは見る力である」と称される理由だと思います。採用試験でデッサンがあり、焦っていらっしゃるのかもしれませんが、形、光、色、立体感、質感などを一度に覚えるのは至難です。なぜならば、方法は知っていても、自分が描くことで方法を理解しないと、絵は描けるようにならないからです。一つ一つ、モチーフを丁寧に描くことをお勧めします。例え、試験の作例であっても、です。

このフリスビーのように、斜めになった楕円の形は、難しいものです。まず、設置点から最上部へ垂直に当たる軸を、そして水平に当たる軸ですが、箱に平行にもたれさせているのか、箱に斜めにもたれさせているのかによって、遠近法が変わってきます。(赤ペンは、箱に平行になっている想定で描いています。)またフリスビーの厚み=側面も加味して、その厚みを描き足さなければなりません。このサイトではこの程度に止めますが、みっちりガイドラインを引いてから描くことが必要になります。遠近法のことを一度、きちんと習った方が良いと思います。

影については、摺り込み、内部に反射光を入れましょう。そのためには、ケント紙と色々な種類の鉛筆も使うことも必要だと思います。

では、ご健闘を祈っております。
ティッシュケースとフリスビーのデッサン



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