投稿者:ぶち さん (18歳・高校3年生/デッサン歴1ヶ月/美術系大学受験)
■モチーフ
何も見ずにりんご1つ、15×15×60の長方形を3つ(黒、白、グレー)に分割したもの、直径10高さ20の円柱2つ(1つは白にグレーのストライプ、もう1つは白に黒の水玉)を描けというものです。
■自己紹介・デッサンの目的
受験でつかいます。
■頑張った点、上手くいかなかった点
手前の円柱の下が少し丸みが直線的だった。
円柱の上と直方体の上の見えてる面積が違う。
■どのような点を向上させたいか
物のバランス、配置の決め方
物の大きさの決め方
遠近感の出し方
円柱の上と直方体の上の見えてる面積がなんとなく違うのはどうなのか。
■デッサンの所要時間
130分
ぶちさん、初めまして。高校3年生で、デッサン歴1ヶ月で、美術系大学受験ということは、共通テストが終わってからデッサンの練習を始めましたか?これについては、あなた自身が痛感していると思いますので、もう申し上げません。
試験内容は、なかなか複雑で難しいものだと思います。しかし、モチーフについては基礎的で、明度の差に限定し、遠近法を問うもの、実際に見て繰り返し練習すれば、再現できそうな問題です。実際に見て繰り返し練習すればというところ、大学側のさじ加減が上手いですね~。
「円柱の上と直方体の上の見えてる面積がなんとなく違うのはどうなのか。」
→どうなのか?さて、どうなんでしょう?笑。
やはり、同じ台に乗っていないような不思議な感覚になります。それを上手く利用した、ジョルジョ・デ・キリコというシュールの作家がいます。円柱、立方体の右左で、違う世界が同居したようなデッサンです。
遠近法とは、自分の目線から生まれる厳密な世界です。水平線=アイレベルから消失点まで、全部をしっかり理解しないと出来るようにはならない。私も色々な受験生を見てきました。それぞれの都合や立場が、人それぞれであることは理解しているつもりです。しかしそうであっても、まず、踏まえなければいけない前提は、受験の場合どうしても出て来ると思います。