石膏像ミケランジェロのカラカラ帝石像のデッサン

投稿者: シュマツ さん (16歳/高校生/デッサン歴8ヶ月/美大受験)

■自己紹介・デッサンの目的
画塾講習会で描いたものです

■頑張った点、上手くいかなかった点
どこか雰囲気が似ず
色が単調になってしまいました。

■どのような点を向上させたいか
雰囲気を寄せる
質感の出し方
色の出し方

■デッサンの所要時間
2日

石膏像ミケランジェロのカラカラ帝石像のデッサン

シュマツ さん、お疲れさまです。デッサン歴8ヶ月で、これだけ描けるのは立派。自分でもそう思っていたところ、講習会で鼻を折られる経験をするのもこの頃です。それとも、この講習会では優秀な方だったでしょうか?それだと、あなたのためにならないと思います。

「雰囲気を寄せる」
「質感の出し方」
「色の出し方」
これらは、全部モチーフから汲み取るところです。
しかしこのデッサンは、右から左にかけて下がるタッチが多用されています。これは、自分の描き易いタッチではありませんか?(あなたは右利きだと分かります。)タッチは、面に合わせて引くのがセオリーです。直射光も、反射光の微妙な光も、同じタッチで塗られ、或いは塗りつぶされてしまっている。これでは、雰囲気も質感も色も出せません。

デッサンは、特に石膏デッサンは、モチーフにどれだけ迫れるかが問われます。技法から入る人に時々、このようなモチーフを当て嵌めに掛かるデッサンを見かけます。あなたの目的を叶えるには、まずは真摯な眼差しを持つことだと思います。



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