投稿者:0141029 さん (42歳・会社員/デッサン初心者)
■自己紹介・デッサンの目的
自分自身がフラダンスをしていて、習っている先生に絵を描いて贈りたいからです。
■頑張った点、上手くいかなかった点
漫画みたいな境界線を書かずに、背景と人物の境界線をつくるにはどうしたらいいか分からずに試行錯誤してみましたがこれであってるんでしょうか?
■どのような点を向上させたいか
顔が似ないのですがどうしたらいいのですか?
どこまで描いたら完成と言えるのでしょうか?
■デッサンの所要時間
150分
0141029 さん、初めまして。味のある紙質ですね。木炭紙ですか?フラダンスの情熱と重厚さに合っているように感じました。ご自身の絵を、習っている先生に贈りたいというのも、情熱的!私は、多くの日本人がそうでないのに、賛同しません。あなたの姿勢に、賛同します。
陰影で描くと、線が無くなります。グラデーションを施せば施すほど、立体的に重厚になります。これであっています。顔を似せるのは、難しいですね。ヒントとしては、アタリを取ることです。上向きの顔、顎は肩に隠れていますが、顎にもアタリを取り、鼻の下長め、鼻と目の間短めと、遠近を付けて、目鼻口を配置するだけでも、かなり似てくると思います。
「どこまで描いたら完成と言えるのでしょうか?」→あなたが納得するまでです。我々は何も申し上げられない。あなたの自分の判断を大切にして下さい。余談ですが、我々デッサン添削を多く行う上で、思うことがあります。我々は、「ここはこう違う。」と、赤ペンを入れて、添削をお返しする。そして、生徒さんは赤ペン通りに直して、「出来ました。」と返してきます。これでは、上手くならない人が多いのです。自分がどこが違うか判断出来るようになって、やっと上手くなる。赤ペンがあるおかげで、その判断をしなくて済むから、なかなか上達しないです。これ、デッサン添削の不都合な真実です。
ご自身の絵ですから、出来るだけ上手く描いたものを贈りたいという気持ちは分かります。でも、ご自身の判断を優先し、テクニックによってこの絵の勢いを失わないように、バランスを取って描き上げてみて下さい。