投稿者:ちいたさん(22歳・大学生/デッサン歴:3年)

■モチーフ
ジョルジョ 胸像

■自己紹介・デッサンの目的
見る力や、表現力、工程、思考、水彩、デジタル作品にいかすため

■頑張った点、上手くいかなかった点
石膏としての色味やバックの処理

面が弱くなった、反射面が明るい

■どのような点を向上させたいか
絵画的な絵作り力

石膏像ジョルジュのデッサン

初めまして。なかなか感動のある石膏デッサンですね。絵画的な絵作り力ということですが、ジョルジョの視線に合わせたバックの処理など、上手く盛り上げていると思います。若きカリスマ、端正な顔付きにも関わらず、鋭い眼光と鎧をまとった武人のいで立ち、そのような人物像を具体的に想像して、絵作りに生かすということが出来ました。コメントが少ないのでお答えしにくいですが、とても盛り上がっていることはデッサンから伝わってきます。

石膏を描くにあたって、少し注意していただきたいことがあります。石膏は、形に厳密さを問われます。かなり見上げた角度で描いているので、もっと遠近が付くはずです。首が長い→もっとリボンに隠れて短く見える、顎から鼻までが鼻から眉までより長くなる、ということが起こります。

マンガ・アニメだと、デフォルメすることが普通ですが、そのことに慣れて、デフォルメする以前はどうだったか?わからなくなることもあるかも知れないと思います。石膏は不自由で堅苦しいところがありますが、(デフォルメのために)厳密な画力を持つことも必要だと、大学の先生は思ったのかもしれませんね。

石膏像ジョルジュのデッサン



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