投稿者:つな さん(16歳・高校1年生/デッサン数回程度/美大受験)

■自己紹介・デッサンの目的
高校1年生です。
美大に行きたいため記憶力と観察力を身につけ腕をあげるためです。

■頑張った点、上手くいかなかった点
顔を描くのが難しかっです。
全体的にみて胴体の立体感がでなかったところです。
頑張ったのは頭の髪のとこを頑張りました。

■どのような点を向上させたいか
バランスよく描けるようにしたいです。
6時間以内に正確に描けるようにしたいです。

■デッサンの所要時間
1185分

石膏像(ブルータス)のデッサン

初めまして。いやいや、頑張ったね。1185分!この粘りと、細かいところを隅々まで追及した集中力、素晴らしいと思います。この姿勢が、これからの上達を約束しているような気がしますね。これから技術的ハードルが上がっても、この姿勢を続けて行ってください。

目的にある記憶力?、少し気になります。まずは、見ることに徹しましょう。見て感じることが、受験としてより作品を作る上での、あなたの基礎になると思いますよ。

では、添削です。なかなか赤ペン入れにくいモチーフですが、ざっくり下面(胴体部分は側面)を描き込みました。立体感を出すには、このような大きな面を探らなければならないのです。上の面、側面、特に下面を意識しましょう。大きな面が出来てから、細かい面を描き込んで行きます。大きな面と細かい面が上手く連動した時、素晴らしく立体感が出ると思います。

細かく見ていくだけでは、このように大きな面を捉えることが出来ません。伝統的には、彫刻を作るつもりで描け!です。大きな面を削いで、中ぐらいの面を刻み、最後に細かい面を削る、です。最終的には6時間で仕上げる、しかしそれまでは時間を掛けて、組み立てを確認しながら描いて行くことをお勧めします。



もっと詳しく学びたい方は「デッサンオンデマンド」へ↓
デッサンオンデマンドへ



にほんブログ村 美術ブログ デッサン・スケッチへ