石膏像「アグリッパ(首像)」のデッサン

投稿者: さわら さん (15歳・高校一年生/デッサン歴3ヶ月/美大受験)

■自己紹介・デッサンの目的
美大、芸大進学を目指している高校一年生です。高校は美術科に通っています。
色んな先生の意見を拝聞したいと思い、投稿させていただきました。

■頑張った点、上手くいかなかった点
頑張った点
・練りゴムで白を描きおこすことを意識した。
・明暗を意識した。

改善点
・遠近感が弱い印象がする。
・ザラザラとしたタッチが多い。

■どのような点を向上させたいか
もっと遠近感を出したい。
大体の形取りができた後に、どのパーツから手をつけるべきかが分からない。
トーンをもう少し綺麗にしたいのですが、先生にとっての”トーンが綺麗なデッサン”とはどんな基準なのでしょうか。

■デッサンの所要時間
1080分

石膏像「アグリッパ(首像)」のデッサン

さわらさん、お疲れさまです。美術科高校一年生は、石膏デッサンもしっかり描いて鍛えられるわけですね。「色んな先生の意見を拝聞したい」というのも、意識が高い!将来が楽しみです。

では、質問に答えていきます。
「もっと遠近感を出したい。」→これは立体感と同義です。どこが出っ張っていて、どこが引っ込んでいるか表現することです。それは、光の当たり方を捉えることにもなります。

「大体の形取りができた後に、どのパーツから手をつけるべきかが分からない。」→石膏デッサンは、構図に関しても厳しく問われます。形が大きく狂っていると、構図まで変わって来るので、本来なら構図から直します。しかし、初心者の場合はほとんどが描き直しになってしまいますので、凹むでしょうね。「どのパーツから」というと、初心者は顔が似ているかどうか?を先に考えましょう。でも、大体の形取りができた?かどうか、最初からもっと厳しく見比べるべきです。

「トーンをもう少し綺麗にしたいのですが、先生にとっての”トーンが綺麗なデッサン”とはどんな基準なのでしょうか。」→光が感じられるデッサンです。

描けば描くほど、先は切りがないと思える段階だと思います。自分の成長を楽しみに、継続して頑張ってください。

石膏像「アグリッパ(首像)」のデッサン



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